2026年10月8日、XREALは次世代XRグラス「XREAL AURA」の国内販売価格を発表しました。
価格は22万9,800円(税込)から。GoogleのAndroid XRを搭載し、AIアシスタントのGeminiや最大70度の広い視野角に対応する、これまでのXREAL製品とは一線を画すモデルです。
すでに予約パスを購入しているユーザー向けには、残額決済も始まっています。
この記事では、XREAL AURAの国内価格、主な特徴、従来のXRグラスとの違い、予約方法について解説します。
XREAL AURAとは?
XREAL AURAは、XREALがGoogle、Qualcommと協力して開発した、Android XR対応の空間コンピューティングデバイスです。
従来のXREAL Oneシリーズは、スマートフォンやPC、ゲーム機などの映像をグラス内に表示する用途が中心でした。
一方、XREAL AURAは専用のコンピュートパックを接続することで、Android XRのアプリやAI機能を利用できます。
大画面で映像を見るだけでなく、現実の風景にデジタルコンテンツを重ねたり、複数のアプリを空間上で利用したりすることを想定した製品です。
XREAL AURAの国内価格は22万9,800円から
今回発表された日本国内の価格は次のとおりです。
| モデル | 国内価格(税込) |
|---|---|
| 12GBメモリ / 256GBストレージ | 229,800円 |
| 16GBメモリ / 512GBストレージ | 269,800円 |
2モデルの価格差は4万円です。
メモリとストレージ容量が異なりますが、現時点では上位モデルでのみ利用できる機能などは発表されていません。
一般的な用途でどの程度の性能差が出るかは、実機レビューなどを待って判断したいところです。
なお、購入時には瞳孔間距離(IPD)に合わせたサイズ選択も必要です。
XREAL AURAの主なスペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | XREAL AURA |
| プラットフォーム | Android XR |
| プロセッサー基盤 | Snapdragon Reality Elite |
| AIアシスタント | Google Gemini |
| 視野角 | 最大70度 |
| グラス重量 | 95g以下 |
| ディスプレイ方式 | 光学シースルー方式 |
| 操作 | ハンドトラッキング、コンピュートパックのタッチパッド |
| オーディオ | Sound by Bose |
| 接続 | 専用コンピュートパックへの有線接続 |
| 出荷予定 | 2026年内 |
※2026年10月8日時点の公式発表に基づきます。未発表の詳細仕様については今後の案内をご確認ください。
特徴1:Android XRとGoogle Geminiに対応
XREAL AURAの大きな特徴は、GoogleのXR向けプラットフォーム「Android XR」を採用していることです。
Android XRは、現実空間とデジタルコンテンツを組み合わせるために設計されたプラットフォームです。
XREAL AURAでは、Google Geminiを利用したAI体験や、Android XRに対応するアプリの利用が想定されています。
これまでのXRグラスが「スマートフォンなどの画面を大きく表示する機器」だったのに対し、XREAL AURAは「アプリやAIを空間上で使うコンピューター」に近づいた製品といえます。
ただし、すべてのAndroidアプリが同じように利用できるとは限りません。対応状況や日本語でのAI機能については、今後の案内を確認する必要があります。
特徴2:最大70度の広い視野角
XREAL AURAは、最大70度の視野角を備えています。
これはXREALがこれまで開発してきた光学シースルー型グラスの中でも、特に広い視野を実現したものです。
視野角が広いと、映像やウィンドウを表示できる範囲が広がり、複数のコンテンツを空間上に配置する使い方にも適しています。
例えば、動画を視聴しながら別のウィンドウを表示したり、仕事用のアプリを複数並べたりするような使い方が期待できます。
ただし、視野角の広さだけで映像の鮮明さや装着感が決まるわけではありません。実際の見え方は実機で確認したいポイントです。
特徴3:グラス本体とコンピュートパックを分離
XREAL AURAは、グラス本体と専用コンピュートパックを有線で接続する構成です。
コンピュートパックは、Android XRの動作に必要な処理、通信、バッテリーなどを担当します。
グラス側にすべての機能を詰め込まないことで、グラス本体の重量を95g以下に抑えています。
コンピュートパックは操作用のタッチパッドとしても利用でき、付属ストラップで持ち運ぶことも想定されています。
一方、完全ワイヤレスではないため、ケーブルや別体ユニットを持ち歩く必要があります。購入時にはグラス単体の重量だけでなく、システム全体の使い勝手も考慮したいところです。
特徴4:ハンドトラッキングとSound by Bose
XREAL AURAはハンドトラッキングに対応しており、手の動きを使った直感的な操作が可能になると案内されています。
また、オーディオには「Sound by Bose」を採用しています。
空間上の画面を見るだけでなく、操作や音響まで含めた体験を重視している点も特徴です。
ただし、ハンドトラッキングの対応アプリや、実際の音質、周囲への音漏れなどについては実機での確認が必要です。
XREAL One Proとは何が違う?
XREAL AURAとXREAL One Proは、同じXREALのXRグラスですが、製品の方向性が異なります。
| 比較項目 | XREAL One Pro | XREAL AURA |
|---|---|---|
| 主な用途 | 映像視聴、ゲーム、外部ディスプレイ | Android XR、AI、空間コンピューティング |
| OS | グラス単体ではAndroid XR非搭載 | Android XR対応 |
| 視野角 | 最大57度 | 最大70度 |
| AI | 接続機器側の機能に依存 | Geminiとの連携を想定 |
| 利用構成 | 対応するスマートフォン、PC、ゲーム機などへ接続 | 専用コンピュートパックを利用 |
映画やゲームを大画面で楽しむことが目的なら、XREAL One Proのような従来型XRグラスも有力です。
一方、Android XRのアプリやGemini、空間上での複数ウィンドウ操作などに興味があるなら、XREAL AURAの方が目的に合っています。
XREAL AURAは、単純にOne Proの画面を大きくした上位互換というより、異なる用途に向けた新しいシリーズと考えるのがよいでしょう。
XREAL AURAはPCやゲーム機にも接続できる?
XREAL公式ショップでは、専用コンピュートパックによるAndroid XR体験に加え、対応するPC、ノートPC、携帯ゲーム機からのDisplayPort入力(DP-in)にも対応すると案内されています。
つまり、Android XR専用というわけではなく、外部機器の映像を表示する使い方も想定されています。
ただし、具体的な対応機器や接続条件、利用できる機能は確認が必要です。特定のゲーム機での動作を保証するものではありません。
XREAL AURAの予約はいつから?
2026年10月8日時点では、事前に各種予約パスを購入したユーザーを対象に、残額決済が開始されています。
対象となるのは、10月7日以前に予約パスなどを購入したユーザーです。
一般向けの注文受付は今後数週間以内に始まる予定で、出荷は2026年内を予定しています。
なお、予約パスの購入と、製品本体の注文完了は異なります。予約パスの代金は製品価格に充当される仕組みですが、購入条件や手続きの期限があるため注意してください。
また、優先出荷の支払い期限について、発表資料と公式ショップの案内に異なる日付が見られます。予約パス保有者は、XREALから届くメールと購入画面に表示される最新の条件を優先して確認してください。
XREAL AURAはどんな人におすすめ?
XREAL AURAは、次のような人に向いている製品です。
- Android XRをいち早く体験したい人
- Google GeminiとXRの組み合わせに興味がある人
- 広い視野角で複数のアプリを使いたい人
- XRを仕事や開発にも活用したい人
- 従来の映像視聴向けXRグラスでは物足りない人
一方、映画やゲームを大画面で楽しむことが主な目的なら、22万円以上のXREAL AURAが必ずしも最適とは限りません。
価格だけでなく、Android XRやAI機能をどの程度活用したいかが、購入判断のポイントになりそうです。
購入前に確認しておきたいポイント
- グラス本体とは別に専用コンピュートパックが必要
- 完全ワイヤレスではなく有線接続
- Android XR対応アプリやGeminiの機能は今後の案内を確認
- 瞳孔間距離(IPD)に合わせたサイズ選択が必要
- 一般向けの注文受付は2026年10月8日時点では未開始
- バッテリー持続時間など、未発表の詳細仕様がある
特に、22万9,800円からという価格は一般的な映像視聴向けXRグラスと比較して高額です。
発売後の実機レビューや対応アプリの充実度も確認しながら検討するのがよいでしょう。
まとめ:XREAL AURAは映像視聴から空間コンピューティングへの進化
XREAL AURAの国内価格は22万9,800円からと発表されました。
最大70度の視野角、Android XR、Google Gemini、ハンドトラッキング、Sound by Boseなど、従来のXREAL製品とは異なる特徴を備えています。
注目したいのは、単に大画面を表示するだけではなく、AIやアプリを現実空間と組み合わせて使うことを目指している点です。
ただし、価格は高く、Android XRの対応アプリや実際の使い勝手など、発売後に確認したい点も残っています。
映画・ゲーム中心なら従来のXRグラス、AIや空間コンピューティングを体験したいならXREAL AURAという選び方ができそうです。
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※掲載情報は2026年10月8日時点のものです。価格、予約条件、出荷時期、対応機能は変更される場合があります。最新情報はメーカー公式サイトをご確認ください。