RayNeo GTとGT Maxの違いは?価格・画面サイズ・3DoFを比較【2026年版】

RayNeo GTとGT Maxの違いは?価格・画面サイズ・3DoFを比較【2026年版】

RayNeoから、映像視聴向けARグラス「RayNeo GT」と「RayNeo GT Max」が2026年9月4日に日本で発売されました。
どちらもMicro-OLEDディスプレイ、最大120Hz、ネイティブ3DoF、Bang & Olufsenによる音響チューニングなどに対応しています。
一見するとよく似ていますが、大きな違いは「視野角」「画面サイズ」「IPD」「重量」、そして価格です。
GTは通常52,980円、GT Maxは67,980円。その差は15,000円です。
では、15,000円高いGT Maxを選ぶ価値はどこにあるのでしょうか。
この記事では、RayNeo GTとGT Maxの違いを比較し、それぞれどんな人に向いているのかを解説します。

RayNeo GTとGT Maxの違いを比較

項目 RayNeo GT RayNeo GT Max
通常価格 52,980円 67,980円
発売記念価格 47,980円 62,980円
視野角(FOV) 46° 59°
基本画面サイズ 201インチ 267インチ
画面サイズ 136 / 201 / 231インチ 227 / 267 / 307インチ
解像度 1920×1080 1920×1080
最大リフレッシュレート 120Hz 120Hz
3DoF 対応 対応
最大輝度 1,200nits 1,200nits
色域 DCI-P3 98% DCI-P3 98%
オーディオ Bang & Olufsen Bang & Olufsen
スピーカー クアッド クアッド
IPD 64mm固定 S / M / L
重量 約68g 約78g
USB-C接続 ○ ○
度付き対応 ○ ○

両モデルの基本的な映像性能はかなり共通しています。
GT Maxの価格差は、主に「より広い59°の視野角」「267インチの大画面」「IPDを3サイズから選択できること」にあります。

最大の違いは46°と59°の視野角

最も分かりやすい違いがFOV(視野角)です。
RayNeo GTは46°ですが、GT Maxでは59°まで広がっています。
FOVはARグラスを装着したときに映像が視界のどの程度を占めるかに関係するため、数字が大きくなるほど画面に包まれるような感覚を得やすくなります。
GTでも201インチ相当の大画面ですが、GT Maxは267インチ相当。さらにGT Maxでは最大307インチ相当まで画面サイズを変更できます。
映画やゲームで「できるだけ視界いっぱいに映像を表示したい」という人にとって、この差がGT Maxを選ぶ最大の理由になりそうです。

GTは201インチ、GT Maxは267インチ

RayNeo公式が基本として案内している画面サイズは、GTが201インチ、GT Maxが267インチです。
ただし、画面サイズは固定ではありません。
GTでは136 / 201 / 231インチ、GT Maxでは227 / 267 / 307インチから調整できます。
映画館のような大画面を重視するならGT Maxが有利ですが、通勤や飛行機、ホテルなどで動画を見る用途ならGTの201インチでも十分大きな表示です。
RayNeo自身も、GTを「旅行や日常視聴」、GT Maxを「映画やゲーム」に適したモデルとして位置付けています。

どちらもネイティブ3DoFに対応

GTシリーズで注目したいのが、両モデルともネイティブ3DoFに対応していることです。
Zone 360 3DoF Chipを搭載し、頭の動きを検出して画面表示を制御します。
固定・安定・追従という3つの空間表示モードがあり、たとえば画面を空間上の一定位置に固定して、その方向を向いたときに映像を見るといった使い方ができます。
そのため、
「3DoFを使いたいからGT Maxにする」
という選び方をする必要はありません。
3DoFはGTにも搭載されています。
GT Maxを選ぶ理由は、3DoFそのものではなく、3DoFを59°の広い視野で楽しめるところにあります。

映像性能は意外と近い

GT Maxの方が上位モデルですが、基本的なディスプレイ性能には共通点が多くあります。
どちらもMicro-OLEDを採用し、最大120Hz、最大1,200nits、コントラスト比200,000:1、DCI-P3 98%に対応しています。
つまりGT Maxは、解像度やリフレッシュレートを大幅に上げたモデルというより、主に「映像を表示できる範囲」を広げた上位モデルと考えると分かりやすいでしょう。
ここは価格差を考えるうえで重要です。
46°の視野角で十分なら、GTでもGTシリーズの主要な映像機能をかなり利用できます。

GT MaxはIPDを3サイズから選べる

もう一つ見逃せない違いがIPD(瞳孔間距離)です。
GTは64mm固定ですが、GT Maxでは次の3サイズが用意されています。

GT Maxサイズ 対応IPD
S 64mm未満
M 64〜67mm
L 67mm超

RayNeoではスマートフォンを使ってIPDを測定する仕組みも用意しています。
ARグラスはディスプレイと目の位置関係が見え方に影響するため、IPDが64mmから離れている人にとっては、GT MaxのS/M/L展開は画面サイズ以上に重要な違いになる可能性があります。
逆に自分のIPDが64mm前後なら、GTの固定設計との相性は比較的良いと考えられます。

GTの方が10g軽い

装着感ではGTが有利です。
GTは約68g、GT Maxは約78gで、その差は約10gです。
わずかな差に見えますが、ARグラスは鼻や耳で支えて長時間使う機器なので、重量を重視するなら無視できません。
通勤や出張、飛行機などで長時間使うことを考えるなら、GTの68gは魅力です。
一方、GT Maxは10g重くなる代わりに59°の広視野角と大型の映像表示を実現しています。

音響性能はどちらも強い

GTとGT Maxはどちらも、Bang & Olufsenによる音響チューニングを採用しています。
クアッドスピーカー、空間オーディオ、Whisper Mode 2.0などに対応しており、イヤホンを装着しなくても映像と音を一体で楽しめるよう設計されています。
そのため音質を理由にGT Maxを選ぶ必要性はそれほど高くありません。
GTでもGTシリーズの特徴であるオーディオ機能を利用できます。

Pocket TV Proと組み合わせればDolby Visionにも対応

GTとGT Maxは、RayNeo Pocket TV Proと組み合わせることでDolby Vision対応コンテンツを楽しめます。
注意したいのは、GT / GT Max単体があらゆる接続機器でDolby Vision表示になるわけではないことです。
RayNeo公式では、Pocket TV Proと対応するDolby Visionコンテンツを組み合わせた場合にDolby Vision対応ARシステムとして利用できると案内しています。
映画やドラマを中心に使うなら、将来的にPocket TV Proを追加する構成も検討できます。

スマホ・PC・ゲーム機とUSB-Cで接続

GT / GT Maxは、DisplayPort映像出力に対応したUSB-C機器と直接接続できます。
対応するiPhone、Androidスマートフォン、Windows PC、Mac、Steam Deckなどから映像を入力できます。
Nintendo SwitchやPlayStationなどについては、接続環境によって対応アダプターが必要になります。
なお、GTシリーズはMeta Glassesなどのようなバッテリー内蔵型AIスマートグラスではありません。
接続した機器からUSB-C経由で給電して使用する映像視聴型ARグラスです。
価格差は15,000円
通常価格では、
GT:52,980円 GT Max:67,980円
となっており、価格差は15,000円です。
2026年9月16日時点では発売記念価格として、GTが47,980円、GT Maxが62,980円で販売されており、この場合も差額は15,000円です。
つまり、
「15,000円追加して59°FOV・267インチ・IPD選択を取るか」
が、この2モデルを選ぶときの中心になります。

RayNeo GTがおすすめな人

GTが向いているのは、価格と軽さを重視する人です。
201インチ相当・最大120Hz・ネイティブ3DoF・Bang & Olufsenチューニングという主要機能を備えながら、GT Maxより15,000円安く、重量も約10g軽くなっています。

特に、

  • 通勤や出張で使いたい
  • 映画やYouTubeを大画面で楽しみたい
  • Steam Deckなどの携帯ゲーム機と使いたい
  • 59°の広視野角までは必要ない
  • IPDが64mm前後
  • 価格を5万円前後に抑えたい

という人なら、GTが候補になります。

RayNeo GT Maxがおすすめな人

GT Maxが向いているのは、ARグラスの「大画面感」を優先したい人です。
59°のFOVと267インチ相当の基本画面サイズはGT Max最大の特徴です。
また、S/M/Lの3種類からIPDを選択できるため、64mm固定のGTが合わない人にも選択肢があります。

特に、

  • 映画館のような大画面を重視したい
  • ゲームの没入感を高めたい
  • できるだけ広いFOVが欲しい
  • 最大307インチ表示を試したい
  • 自分のIPDに合ったモデルを選びたい
  • 15,000円の価格差より映像体験を優先したい

という人なら、GT Maxを検討する意味があります。

結局、GTとGT Maxはどっちを選ぶ?

GTとGT Maxは、上位・下位というより「どこに15,000円を使うか」で考えると選びやすくなります。
GTでも最大120Hz、ネイティブ3DoF、最大1,200nits、Bang & Olufsenによる音響チューニングといった主要機能を利用できます。
そのため、コストを抑えながら映画やゲームを楽しむならGTでも十分魅力があります。
一方、GT Maxの59°FOVはGTの46°よりかなり広く、基本画面サイズも201インチから267インチへ拡大します。さらにIPDをS/M/Lから選べます。
「大画面で見ること」そのものを目的にARグラスを購入するなら、GT Maxの追加15,000円には分かりやすい意味があります。
逆に、持ち運びや軽さ、価格とのバランスを重視するならGTという選び方ができます。
どちらも2026年9月4日に日本発売され、RayNeo公式サイトおよびAmazon.co.jp内のRayNeo公式ストアで販売されています。

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