AIスマートグラスには、AIアシスタントや翻訳、写真・動画撮影など様々な機能があります。
その中でも便利なのがナビゲーション機能です。
「スマートグラスだけで道案内できる?」 「Googleマップのように視界にルートを表示できる?」 「ナビに対応しているAIスマートグラスはどれ?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、現在は進行方向や曲がる場所、距離などを視界に表示できるAIスマートグラスが登場しています。
この記事では、AIスマートグラスのナビで何ができるのか、対応モデルの違いについて解説します。
AIスマートグラスでナビはできる?
はい。ナビゲーションに対応したAIスマートグラスなら、目的地までの道案内を視界内に表示できます。
スマートフォンの地図を何度も確認するのではなく、
- 次に曲がる方向
- 曲がる地点までの距離
- 現在地
- ルート
- ミニマップ
などをメガネのディスプレイで確認できます。
特に徒歩で知らない街を移動するときや、旅行先でスマートフォンを頻繁に取り出したくない場合に便利です。
ただし、すべてのAIスマートグラスがナビに対応しているわけではありません。
重要なのがディスプレイの有無です。
ナビ対応AIスマートグラスを比較
代表的なモデルを比較すると、次のようになります。
| モデル | 視界内ナビ | ナビの特徴 |
|---|---|---|
| INMO GO3 | ○ | HERE Maps・ミニマップ・徒歩/自転車 |
| Even G2 | ○ | Google Maps・ミニマップ/フルマップ |
| Rokid Glasses | ○ | ARターンバイターンナビ |
| Meta Ray-Ban | △ | ディスプレイ非搭載 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
INMO GO3
INMO GO3は、ナビゲーション機能を搭載したオールインワンAIスマートグラスです。
ディスプレイを搭載しているため、目的地までの案内を視界内に表示できます。
ナビにはHERE Mapsを採用。
進行方向を表示するだけではなく、視界内にミニマップを表示できるのが特徴です。
INMO GO3のナビ機能
- ターンバイターン方式の道案内
- 視界内にミニマップを表示
- 徒歩モード
- 自転車モード
- 音声による案内
- HERE Mapsを利用
スマートフォンを手に持ったまま歩く必要がなく、前を見ながら目的地へ移動できます。
海外旅行や知らない街を歩く機会が多い人とも相性の良いAIスマートグラスです。
Even G2
Even G2も本格的なナビゲーション機能を搭載しています。
特徴的なのが、Mini MapとFull Mapという2種類の表示方法です。
Mini Mapでは進行方向を上にして地図を表示。
Full Mapでは北を上に固定した地図を表示できます。
Even G2のナビ機能
- リアルタイムのターンバイターン案内
- 距離表示
- 道路名表示
- Mini Map
- Full Map
- 徒歩ナビ
- 自転車ナビ
- Google Mapsのデータを利用
Even G2ではグラスの向いている方向に合わせてナビゲーション表示も変化します。
目的地はEvenアプリから設定できるほか、保存した目的地ならグラス側のメニューから選択することもできます。
Rokid Glasses
Rokid Glassesもナビゲーションに対応したAIスマートグラスです。
両眼Micro-LEDディスプレイを搭載しており、方向や距離などのナビゲーション情報を視界内へ表示できます。
Rokid Glassesのナビ機能
- ターンバイターン方式のナビ
- 方向表示
- 次の地点までの距離表示
- 音声操作
- 視界内への情報表示
「Hi Rokid」と話しかけて目的地を指定し、ナビを開始することもできます。
AIアシスタント、リアルタイム翻訳、カメラ、テレプロンプターなどにも対応しているため、ナビ以外の機能も幅広く使いたい方に向いています。
Meta Ray-Banでナビはできる?
Meta Ray-Banは少しタイプが異なります。
Meta Ray-Banにはカメラ・マイク・スピーカー・Meta AIなどが搭載されていますが、レンズへ情報を表示するディスプレイは搭載されていません。
そのため、INMO GO3やEven G2のように、
「次の交差点を右へ」
といった案内を視界へ直接表示する使い方はできません。
AIスマートグラスという同じカテゴリーでも、
ディスプレイなし → 音声AI・撮影中心
ディスプレイあり → 翻訳・ナビ・テレプロンプターなども視界に表示
という違いがあります。
ナビゲーションを重視してAIスマートグラスを選ぶ場合は、ディスプレイ搭載モデルを選ぶのがおすすめです。
スマートグラスのナビはGoogleマップと同じ?
基本的な目的は同じですが、スマートフォンのGoogleマップをそのままレンズへ表示しているわけではありません。
スマートグラスでは、視界を邪魔しないように、
方向・距離・次の曲がり角など、必要な情報を簡略化して表示する
設計が中心です。
また、利用する地図サービスもモデルによって異なります。
INMO GO3
HERE Mapsを利用。
徒歩と自転車のナビゲーションに対応しています。
Even G2
Google Mapsのデータを利用。
Mini MapとFull Mapを切り替えられるのが特徴です。
Rokid Glasses
視界内にターンバイターン方式のARナビゲーションを表示できます。
このように、同じ「ナビ対応スマートグラス」でも使い勝手には違いがあります。
スマートフォンなしでもナビできる?
ここは注意したいポイントです。
「スマートグラスにナビが表示される=完全にスマートフォン不要」とは限りません。
例えばEven G2は、機能を利用するためにBluetooth接続とインターネット接続が必要です。
Rokid Glassesのナビゲーションもスマートフォンとの接続とデータ通信を利用します。
そのため現時点では、
スマートフォンを完全に置き換えるというより、スマートフォンをポケットに入れたまま道案内を確認できる
と考えると分かりやすいでしょう。
自転車でも使える?
INMO GO3とEven G2は、自転車でのナビゲーションにも対応しています。
ハンドルに取り付けたスマートフォンへ視線を落とす回数を減らし、進行方向を確認できるのはスマートグラスならではのメリットです。
ただし、安全のためナビ表示だけに集中せず、周囲の交通状況を確認することが重要です。
Even Realitiesも、ナビゲーションは徒歩・自転車で利用できる一方、オートバイや自動車を運転しながらの使用は推奨していません。
ナビ目的ならどのAIスマートグラスがおすすめ?
ナビゲーションを重視するなら、選び方は次のようになります。
旅行・街歩きならINMO GO3
ミニマップを視界内に表示でき、徒歩・自転車に対応。
さらにリアルタイム翻訳にも対応しているため、海外旅行との相性が特に良いモデルです。
地図の見やすさならEven G2
Mini MapとFull Mapを切り替えられるため、ナビゲーション機能を重視する人には魅力的です。
Google Mapsのデータを利用している点も特徴です。
AI機能も幅広く使うならRokid Glasses
ナビだけでなく、
- AIアシスタント
- 翻訳
- 写真・動画撮影
- テレプロンプター
- 文字起こし
などを一台で利用できます。
ナビを含めて様々なAI機能を試したい方に向いています。
AIスマートグラスのナビは今後さらに便利になりそう
AIスマートグラスのナビゲーションは、スマートフォンとは少し違った可能性があります。
スマートフォンでは、
「画面を見る → 地図を確認する → 前を見る」
という動作が必要です。
スマートグラスなら、前を向いたまま必要な情報を確認できます。
今後、AIによる画像認識や位置情報との連携がさらに進めば、
「この建物は何?」
「近くにカフェはある?」
「駅まで案内して」
とAIに聞くだけで、現実世界を見ながらそのまま案内してもらう使い方もさらに広がっていくでしょう。
まとめ
AIスマートグラスでもナビゲーションはできます。
特にディスプレイを搭載した、
などでは、進行方向や距離、地図などを視界内に表示できます。
一方、Meta Ray-Banのようなディスプレイ非搭載型は、同じAIスマートグラスでも使い方が異なります。
ナビを重視するなら「ディスプレイを搭載しているか」を確認することが重要です。
旅行や街歩き、自転車などでスマートフォンを見る回数を減らしたい方にとって、ナビ対応AIスマートグラスは面白い選択肢になりそうです。
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